Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎サポーター、神戸戦後に中指立てる。DAZN中継カメラ捉えて話題に

川崎フロンターレ 写真:Getty Images

 川崎フロンターレは今月22日、延期分の明治安田生命J1リーグ第16節ヴィッセル神戸戦で2-2と引き分け。試合後、一部サポーターの行為がネット上で話題を呼んでいる。

 この試合は当初6月3日開催予定だったが、台風2号の影響による公共交通機関の運転見合わせにより、川崎のチーム一行が神戸へ移動できず。川崎市から500km以上にわたり自転車で移動した川崎サポーターに注目が集まる中、開催延期となっていた。

 その延期試合では、川崎が前半にFW宮代大聖とMF脇坂泰斗のゴールで2点を先行。しかし神戸所属FW大迫勇也が後半に2ゴールをマーク。2-2と両チームが勝ち点1を分け合った。

 試合後、DAZNの中継では解説の片野坂知宏氏と実況アナウンサーがゲーム内容を回顧。中継カメラは両クラブサポーターの様子が捉えていたが、アウェイゴール裏でひとりの女性サポーターが中指を立てながら同伴者と記念撮影をしており、その時の様子も映し出されている。またツイッター上でも、複数のSNSユーザーから「中指を立てている人がいる」と指摘が飛んでいる。

 Jリーグでは対戦相手の選手やサポーターに対して中指を立てるなど、侮辱行為が後を絶たない。今年5月28日のベガルタ仙台対ジェフユナイテッド市原・千葉では、千葉サポーターにむけて中指を立てた仙台サポーター1名が試合途中でスタジアム退場処分を受けている。今回のケースは対戦相手にむけて直接中指を立てたわけではないが、節度のある行動が求められる。