ワールドカップ 女子サッカー

女子W杯は「FIFAプラス」でもっと楽しめる!全試合視聴法と注目コンテンツ

ハンマルビーIF FW浜野まいか(INAC神戸レオネッサ所属時)写真:Getty Images

「WEの女王(QUEEN OF WE)」

ズバリ、WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)をテーマにした動画シリーズ。2021年の創設から現在までの印象的な場面やリーグの裏側に加え、その時々の各選手たちの気持ちなどを追ったドキュメンタリーだ。

元INAC神戸レオネッサで、なでしこジャパンのFW浜野まいか(現スウェーデン1部ハンマルビーIF)に密着取材しているエピソードや、各クラブのサポーターに注目している内容など、WEリーグファンであれば一度は視聴しておきたいもの。今W杯日本女子代表メンバー23名の内、14名がWEリーグから選出されており、同リーグを知れば知るほどなでしこジャパンの試合をより楽しむことが出来るはずである。

澤穂希(左)佐々木則夫氏(右)写真:Getty Images

「アジアストーリーズ(ASIA STORIES)」

アジア6カ国(日本、中国、インド、インドネシア、韓国、サウジアラビア)の「サッカーに生きる人々」のそれぞれの人生エピソードが紹介されている動画シリーズ。

日本のエピソードには、12年前の女子W杯ドイツ大会でなでしこジャパンが優勝時に監督を務めていた佐々木則夫氏(現日本サッカー協会女子委員長)と、娘の佐々木バーンズ千尋氏(雑誌「MUNDIAL Japan」編集長)が登場。則夫氏とサッカーの確固たる絆の背景や、父と娘を繋ぐサッカーの存在など非常に深い話が語られている。

特に2011年W杯ドイツ大会は、父と同様に娘の千尋さんにとってもとても思い入れのある出来事だったという。監督として立つ父親の姿と、なでしこメンバーが優勝トロフィーを掲げる姿を想い出し、涙ぐむシーンも。今W杯と共に12年前のなでしこジャパンを牽引した元監督の話に、耳を傾けてみるのはいかがだろうか。

なでしこジャパンを含め世界32カ国64試合の熱い闘いを「FIFA+」で存分に楽しもう!

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名前:Molly Chiba
趣味:自然散策、英国のあれやこれやをひたすら考えること
好きなチーム:トッテナム・ホットスパーFC

東北地方の田園に囲まれ育ちました。英国のフットボール文化や歴史、そして羊飼いやウールなどのファッション産業などに取り憑き、没入している日本人女性です。仕事のモットーは、伝統文化を次世代に繋ぐこと。

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