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日本代表FW中村敬斗、フランクフルト移籍か。仏1部リール会長が注目発言

中村敬斗 写真:Getty Images

 元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツでブレイク。先日FW伊東純也擁するスタッド・ランスへの移籍拒否が報じられたが、ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトでMF長谷部誠とチームメイトになるかもしれない。

 中村にはボルシア・ドルトムント、リバプールをはじめ複数クラブからの関心が伝えられていた。しかしフランスメディア『Sport』は今月17日、リーグアン(フランス1部)LOSCリール移籍の可能性を報じた上で「唯一のライバルクラブはフランクフルトだ」とリポート。同選手の移籍先候補が2クラブに絞られた可能性を伝えている。

 ただフランスメディア『LPF』の報道によると、リールのオリビエ・ルタン会長は中村獲得の可能性について、以下のようなコメントを残したという。

 「(中村獲得で)クラブ間合意には至っていない。彼はとても興味深いプロフィールを持った選手だ。彼自身、リールでプレーすることにかなり興味を持っている。我々の他にどのクラブが彼を獲得することが可能なのか、あるいは獲得する意欲があるかは、私には分からない」

 リンツ幹部は先日、中村の去就について移籍金1000万ユーロ(約14億円)以下のオファーに応じないことを明言。一方でフランス方面から移籍金1300万ユーロ(約20億4000万円)のオファーが届いた可能性が報じられている。

 なおリールはリーグアンを4度、国内カップ戦の6度制した強豪。2022/23シーズンは首位パリ・サンジェルマンから勝ち点18差の5位で終え、2023/24シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選出場を決めている。

 リール移籍で合意に達していない事実が明らかになった中、フランクフルト加入となれば、MF鎌田大地にかわるアタッカーとして期待を寄せられるだろう。