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内田篤人を絶賛!内野貴史が「日本人SBがドイツで成功難しい理由」語る

内田篤人 写真:Getty Images

 ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフで日本代表MF田中碧のチームメイトであるDF内野貴史が、かつて鹿島アントラーズやシャルケでプレーしていた内田篤人氏の凄さを語った。

 内野は柏レイソルやジェフユナイテッド市原・千葉の下部組織をへて、高校卒業後に渡独。ドイツ下部リーグの複数クラブをへて、2021年夏にデュッセルドルフのセカンドチームに加入。デュッセルドルフ加入後も結果を残すと、昨年10月にトップチームとプロ契約を結んでいる。

 ただ2022/23シーズンはドイツ2部リーグで4試合の出場。田中やMFアペルカンプ真大が主力選手として活躍する中、シーズン前半戦を怪我で棒に振ったこともあり、出番が限られていた。

 右サイドバックを本職とする内野は、シャルケのレジェンドである内田氏への憧れている模様。ドイツメディア『express』のインタビューで、右サイドバックがドイツで成功しづらい理由とあわせて以下のように語っている。

 「内田さんは僕と似たタイプの選手で、素晴らしいキャリアを積んできました。特に右サイドバックとして、日本人選手がドイツでプレーすることは楽ではありません。それでも内田さんは成功しました」

 「ドイツのウインガーはとてもスピードがあり、フィジカルが強く、全速力で向かってきます。日本のウインガーとはプレーに仕方が異なりますね。(ウインガーへの対応は)右サイドバックにとって本当に難しいことなんです」

 また内野は昨年6月、U21日本代表の一員としてAFC U23アジアカップに参戦。ほぼ全試合でピッチに立っただけに「1年後にはパリでオリンピックが開催されます。日本人選手にとって、とても大事な大会です。ぜひオリンピックでプレーしたいですし、もちろん金メダルを獲得できれば素晴らしいですね」と、パリ五輪出場に対する思いも語っている。