Jリーグ優先観戦批判も。こども家庭庁に青汁王子「5兆円減税した方が…」

　こども家庭庁の政策に対する批判が相次いでいる。「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏は19日に自身のツイッターアカウントを更新。同庁による予算の無駄遣いを指摘した。

　こども家庭庁は今年4月1日に発足。「こどもまんなか」というスローガンを掲げて、虐待対策や不登校対策など子供や若者がぶつかるさまざまな課題を解決に取り組んでいる。また子育てに優しい社会づくりを目的とした「こどもまんなか応援サポーター」事業には、今月からJリーグが参加。子連れ客の試合観戦優先という施策を打ち出すなど、Jリーグファンの間でもにわかにこども家庭庁の取り組みに対する注目度が高まっている。

　そんな中、三崎氏は「こども家庭庁が予算5兆円でやったこと」として「子連れ優先レーンの設置」「若者が子育て家庭を訪問」「Jリーグの優先観戦」を掲げる。

　その上で「これのどこが子育て支援策？300人以上の職員集めて考えた案がこれなら、さっさと解体してシンプルに5兆円減税したほうが良いのでは？」と疑問を投げかけると、SNSユーザーからは賛否含めて様々な意見が寄せられている。

　こども家庭庁の政策に対しては、以前から「子育て支援の施策が5兆円の予算に見合っていない」「子供に税金を使っているという実感が湧かない」といった内容の批判がSNS上で沸き起こっている。三崎氏が一石を投じたことにより、子育て支援を目的とした政策に対する国民の関心がより一層高まっている。