セリエA インテル

オナナ退団迫るインテル、シャフタール守護神に約15億円のオファーを用意か

アナトリー・トルビン 写真:Getty Images

 インテルが、シャフタール・ドネツクに所属するウクライナ代表GKアナトリー・トルビン(21)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えた。

 昨夏にアヤックスからフリーで加わり、高い身体能力を活かしたセーブと卓越したビルドアップ能力を武器にクラブのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝に貢献した元カメルーン代表GKアンドレ・オナナのマンチェスター・ユナイテッド移籍が近づいているインテル。そのため、後釜探しに着手している。

 そうしたなか、インテルはバイエルン・ミュンヘンのスイス代表GKヤン・ゾマーにも関心を示しているなかで、インテルはトルビンの獲得に向けて移籍金1000万ユーロ(約15億7000万円)+ボーナスというオファーを準備している模様。また、すでに選手サイドとは個人合意に達しているようだ。

 ウクライナ代表として7キャップを刻むトルビンはシャフタール下部組織出身で、2019年にトップチームデビュー。199cmの大型GKで長い手足のリーチを活かしたセービングが武器で、昨季はウクライナリーグ28試合に出場して14回のクリーンシートを達成した。