FC東京は今月12日開催の天皇杯3回戦で、東京ヴェルディをPK戦の末に撃破。およそ12年ぶりとなる東京ダービーで、FC東京ゴール裏に掲げられた横断幕の内容や一部サポーターによる違反行為に注目が集まっている。そんな中、北海道コンサドーレ札幌所属DF西大伍がダービーにおける“煽り表現”について自身の見解を述べた。
FC東京のゴール裏では、東京V戦前に横断幕が掲出。「目の前の緑を踏み台にアジアへ」「Where is your HOME？」 「久しぶり！今までどこ行ってたの？てか誰？」 「川崎市多摩区菅仙谷3丁目18」と東京Vを挑発するような内容が書かれていた。
西は天皇杯・ヴェルスパ大分戦後に自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を実施。話題がFC東京サポーターの横断幕に及ぶと、「久しぶり！今までどこ行ってたの？てか誰？」という表現に対して「僕は結構センスいいなと思いましたね」とコメント。
「ヴェルディ側からしたらすごいムカつくなとは思いますけど、ヴェルディの選手だったとしたら、この試合かなり頑張りますね」と一選手の立場として私見を述べたほか、「リスペクトとはまた違う。それくらいの煽りはいいと思いましたけどね」と煽り表現を許容している。
東京ダービーではFC東京のゴール裏から花火のようなものが打ち上げられ、一部エリアから白煙が上がっている。くわえて発煙筒を焚く行為も確認されており、その時の様子がツイッターで拡散。JリーグやFC東京の試合運営管理規程では、花火や発煙筒はスタジアム持ち込み禁止物に指定されている。
この一部サポーターの行為について、西は「花火や発煙筒はダメだから良くないことだと思います」とコメントを残している。
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