2023明治安田生命J1リーグ第20節の計9試合が、7月7、8日に行われた。浦和レッズは8日、ホームの埼玉スタジアム2002でFC東京と対戦。最終スコア0-0の引き分けとなった。
第18節、第19節に続き3連勝を狙った現時点4位の浦和。対する11位のF東京も、同様に直近2連勝で好調をキープ。ここでは第20節の同試合の振り返りと、浦和が引き分けとなった要因を解析していく。
F東京VS浦和:試合ハイライト
試合開始から最初のチャンスは前半3分、F東京にコーナーキック。MF松木玖生のボールをDFエンリケ・トレヴィザンがヘディングシュートも、僅かクロスバー上に外れる。
浦和は前半14分に最初のチャンス。MF関根貴大がセンターでタメを作り、抜け出したFW興梠慎三へ。しかし興梠のシュートはポスト直撃でゴールまでには至らなかった。
前半20分、再びF東京。クリアボールを拾った松木が左サイドを抜けたMF俵積田晃太へ。松木がリターンパスを受けてそのままシュートも、浦和GK西川周作に阻まれる。
前半45分、今度は浦和。興梠からボール前中央左でボールを受けた関根がそのままシュートするも、GKヤクブ・スウォビィクのファインセーブでゴールならず。前半0‐0。
後半は、11分に最初のチャンスがF東京に。MF渡邊凌磨から右サイドのMF東慶悟へ。渡邊はそのまま長いランニングで浦和ディフェンスの裏をとり、東からのパスを受ける。個人技でDF大畑歩夢を抜き、ゴールへ迫るもここもGK西川に阻まれる。
一進一退の攻防が続くなかで、後半38分に浦和。MF小泉佳穂から興梠に代わって入ったFWホセ・カンテへ。ここでかみ合わずも、こぼれ球をDF荻原拓也がダイレクトシュート。揺らしたのはサイドネットで、惜しくも得点には至らなかった。
そのまま両者得点を奪うことができず、0‐0の引き分けで試合終了。両チームともに連勝が2でストップとなった。
では、浦和目線から引き分けとなった3つの要因をみていこう。
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