日本代表MF鎌田大地は、2022/23シーズン限りでブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを退団。セリエA(イタリア1部)ミラン移籍破談が濃厚とみられる中、ここにきてフランクフルトと再契約の可能性が現地で報じられている。
鎌田の去就については、イタリア国内の複数メディアが先月に「年俸300万ユーロ(約4億5000万円)による4年契約でサインを交わす」と報道。しかしミランは鎌田よりも先にチェルシーからMFルーベン・ロフタス=チークを獲得。EU圏外選手枠が残り1枠となる中、鎌田よりもビジャレアルに所属するナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼの獲得を優先するとみられている。
一方、鎌田本人はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを熱望。イタリアメディア『ミランプレス』の報道によると、同選手の代理人は2023/24シーズンのCL出場権を獲得したインテルやラツィオに接触したという。
しかしドイツメディア『シュポルト1』は今月7日に「フランクフルトは鎌田を取り巻く状況を注視。日本人選手復帰の扉は閉ざされていない」とリポート。これによると、フランクフルトのマルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)は同選手と再契約の可能性について「あらゆる選択肢を検討している」と述べたという。
なおフランクフルトは2023/24シーズンのCL出場権を逃している。今月に入ってユベントスやMF久保建英擁するレアル・ソシエダ、トルコ1部ガラタサライなど複数クラブからの関心が報じられている鎌田。フランクフルト残留の可能性も含めて、去就決定まで時間を要する見込みだ。
コメントランキング