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板倉滉にトッテナム移籍浮上「ボルシアMG退団熱望」ナポリ移籍は興味なし

板倉滉 写真:Getty Images

 ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属の日本代表DF板倉滉は、セリエA(イタリア1部)ナポリ移籍の興味がなく、今夏残留が濃厚とみられていた。しかしここに来てプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー移籍の可能性が浮上。日本人選手を熟知するアンジェ・ポステコグルー監督とタッグを組むかもしれない。

 板倉がナポリへ移籍する可能性については、イタリアメディア『Sportcampania』が今月3日に「ナポリはボルシアMGに2000万ユーロ(約31億5000万円)のオファーを提示した。ナポリはキム・ミンジェ売却でバイエルン・ミュンヘンへから回収する金額のすべてを、ひとりの選手だけに投資するつもりはない。2000万ユーロから動くことはない」と報道。

 するとドイツ紙『ライニッシェ・ポスト』は今月7日に「板倉本人はナポリからのオファーに興味を示していない。2023/24シーズンもボルシアMGでプレーする意向だ」と伝えていた。

 しかし英メディア『スカイスポーツ』は『ライニッシェ・ポスト』とは対照的に「板倉は今夏退団に基本的に前向きだ」とリポート。「トッテナムはボルフスブルク所属DFミッキー・ファン・デ・フェンをトップターゲットに掲げているが、代替候補として板倉をリストアップしている」と綴っている。

 トッテナムの守備陣では、DFクレマン・ラングレがレンタル移籍期間満了により退団。MFジェームズ・マディソンやGKグリエルモ・ヴィカーリオの獲得を決めているが、今月7日時点でセンターバックの新戦力確保には至ってない。またセンターバックの獲得候補には、VfBシュツットガルト所属DF伊藤洋輝の名前も挙がっていた。

 なお板倉は昨年7月、マンチェスター・シティからボルシアMGへ移籍金500万ユーロ(当時約7億円)により完全移籍。昨年9月からカタールW杯開幕直前まで負傷離脱も、シーズン後半戦はリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。チームの中心選手として活躍して、ボルシアMGでの1年目を終えている。