明治安田生命J1リーグ・浦和レッズ所属の日本代表GK鈴木彩艶にプレミアリーグ(イングランド1部)マンチェスター・ユナイテッド移籍が噂される中、ベルギーメディアがシント=トロイデンVV(STVV)移籍の可能性を占っている。
鈴木の去就については、日本の一部メディアがユナイテッドとSTVVを移籍先候補に挙げると、海外メディアも反応。欧州の移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は7日、ユナイテッドがトップチームのバックアッパーとして同選手の獲得に動く可能性を伝えていた。
そんな中、ベルギー紙『HVBL』は同選手がSTVVに加入する可能性について、「 STVVのGK陣では、シュミット・ダニエルが退団を望んでいる。後釜として鈴木を迎え入れることができるかもしれない」とリポート。
鈴木が浦和の正守護神でないことに触れた上で、「浦和との契約は残り半年だ。したがって、浦和は彼の退団を受け入れる用意がある」としている。
しかしシュミットの去就について、『HVBL』は先月末に「彼はベルギー国外へ移籍できるか分からない。現時点では他クラブからの関心はない。STVVとの契約は来年6月までだ」と報道。STVVのプレシーズントレーニングに参加する中、他クラブからのオファーを待っている状況だ。
鈴木は2021年に浦和のトップチームへ昇格。同年にYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞を受賞したほか、昨年7月のEAFF E-1サッカー選手権2022(旧東アジアサッカー選手権)決勝大会で日本代表デビュー。有望株として期待されているものの、今季はここまでリーグ戦で出番がなく、ルヴァン杯5試合でプレー。昨季につづき、GK西川周作から正守護神の座を奪えていない。
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