明治安田生命J1リーグ・京都サンガは先月21日、ブラジル人FWパウリーニョ・ボイアが期限付き移籍期間満了により退団すると公式発表。ウクライナ1部メタリストへ復帰せず、ブラジル国内クラブへ加入する可能性が報じられている。
同選手は今年1月にブラジル1部サンパウロからメタリストへ完全移籍も、国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置により2カ月後にブラジル1部アメリカ・ミネイロへレンタル移籍。ただアメリカ・ミネイロで出場機会を減らすと、昨年8月10日にメタリストから京都へレンタル移籍していた。
しかし来日1年目の2022シーズンは6試合の出場で1ゴール。今季もJ1リーグ7試合出場でノーゴールという結果に終わり、先月末に退団している。
ブラジル国内ラジオ局『Radio Itatiaia』の報道によると、パウリーニョにはアメリカ・ミネイロ復帰の可能性があるとのこと。これによると、アメリカ・ミネイロはレンタルでの再獲得にむけてメタリストとの交渉を進めているという。
また同メディアは、パウリーニョが昨年にアメリカ・ミネイロを退団したことについて「当時、アメリカ・ミネイロは契約更新を試みていた。しかし選手サイドは京都からのオファーを好んだ」と伝えている。
なおパウリーニョは京都退団をうけて、クラブ公式サイトを通じて以下のようなコメントを残している。
「京都サンガF.C.の選手、コーチ、クラブスタッフの皆さん、これまで大変お世話になり、ありがとうございました。皆さんの残り今シーズンの幸運を祈っています。そして、いつも親切に優しく接して下さったファン・サポーターの皆様に対して、心から感謝しています。皆さんのことは決して忘れません。本当にありがとうございました。皆さんの幸運を祈っています」
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