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セルティック古橋亨梧、トッテナム移籍報道に言及。神戸イニエスタに感謝も

古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は今月28日、古巣ヴィッセル神戸のトレーニングに参加。アンジェ・ポステコグルーを招へいしたプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーへ移籍する可能性に言及するとともに、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタにメッセージを送っている。

 古橋は2021年7月に神戸からセルティックへ完全移籍。今季はスコットランド1部リーグで28ゴールをマークするなど絶対的ストライカーとして活躍し、リーグ連覇やスコットランド3冠に貢献。スコットランドリーグの年間最優秀選手賞も獲得している。

 同選手の去就については英紙『サンデーミラー』が今月24日、トッテナムが移籍金として最大3000万ポンド(約55億円)を用意する可能性を報道。「ブレンダン・ロジャーズ新監督は、セルティックに1600万ポンド(約29億円)を超えるオファーが届けば、古橋の放出を検討すると理解している。セルティックがその金額で放出する場合、トッテナムは間違いなく古橋の獲得に踏み切るだろう」と伝えている。

 英紙『グラスゴータイムズ』の報道によると、古橋はトッテナム移籍報道について「ノーコメントです。将来待ち受けていることは、今後分かるでしょう。今所属しているクラブのために全力を尽くすことだけを考えています」と具体的な言及を避けたとのこと。

 そして来月1日の北海道コンサドーレ札幌戦を最後に神戸を離れるイニエスタとの再会について以下のようなコメントを残している。

 「アンドレスに会えて嬉しかったですね。彼は僕にサッカーをする上で自信を与えてくれました。プレーの仕方や自分を信じることなど、たくさん学びましたね。彼のおかげで僕はセルティックに行って、結果を残すことができました」

 「これからも技術を磨き、さらに成長していきたいですね。アンドレスには最後の試合まで楽しんでもらいたい。多くの人が彼を良い形で送り出したいと思っています。ラストマッチで神戸の勝利を願っています。僕もその試合を見に行くつもりです」