名古屋グランパス所属FWキャスパー・ユンカーをはじめ北欧出身の選手が日本でプレーする中、またひとり大物選手がJリーグクラブへ移籍するかもしれない。かつてアルビレックス新潟やセレッソ大阪でプレーしていたHJKヘルシンキ所属MF田中亜土夢の投稿が話題を呼んでいる。
田中は2006年から9シーズンにわたり新潟のトップチームに在籍。2015年にフィンランド1部ヘルシンキへ加入した後は、2018年のC大阪移籍も2年後にヘルシンキへ復帰。2023シーズンもここまでリーグ戦で10試合スタメン出場と、主力選手として活躍している。
そんな田中は28日午前に「フィンランド代表の選手が日本に行ってる!これはJリーグのどこかのチームが獲得に動いているのか?」とツイート。大物選手の移籍予告に新潟加入を望む声が沸き起こるなど、ファンの注目を集めている。
フィンランド代表選手では、イタリア2部ヴェネツィアFC所属FWヨエル・ポーヤンパロが今月27日、自身のインスタグラムアカウントを更新。東京・銀座の天ぷら料理の老舗『銀座天一』で食事したことをファンに報告している。
現在28歳のポーヤンパロは、右利きの長身ストライカー。ヘルシンキやブンデスリーガ(ドイツ1部)バイエル・レバークーゼン、ハンブルガーSV、ウニオン・ベルリンなど複数クラブを渡り歩いている。そして昨年8月にレバークーゼンからヴェネツィアへ完全移籍。2022/23シーズンはイタリア2部リーグ37試合の出場で19ゴール7アシストをマーク。フィンランド代表では通算63試合の出場で14ゴールをあげている。
ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ポーヤンパロとヴェネツィアの契約期間は2025年6月までであり、2年間の契約期間延長オプションが盛り込まれているとのこと。Jリーグの第2登録期間(ウインドー)が7月21日に開くのを前に、果たしてJクラブがフィンランド代表ストライカーの獲得に動くことはあるのだろうか。
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