元FC東京・原大智がアラベスで構想外。レンタル先STVVも退団見込み

　元FC東京所属選手のFW原大智は、ベルギー1部シント=トロイデンVV（STVV）をレンタル移籍期間満了により退団見込みであるが、レンタル元であるデポルティーボ・アラベスの来季構想から外れていると現地で報じられている。

　原は2021年8月にアラベスからSTVVへレンタル移籍すると、2021/22シーズンはベルギー1部リーグ全34試合中20試合の先発出場で8ゴール3アシストをマーク。昨年夏にアラベスへ復帰したが、出場機会に恵まれず今年1月にSTVVへレンタル移籍により復帰。ただSTVVでもリーグ戦11試合の出場で2アシストと結果を残せなかった。

　同選手の去就については、『Voetbal』をはじめ複数のベルギーメディアが「今季限りで退団する」と報じている。するとスペインメディア『Noticias de Alava』は今月下旬に「原はアラベスから離れた場所で、新たな移籍先を探さなければならないだろう」と綴るなど、今夏移籍が既定路線との見方を示した。

　アラベスは2022/23シーズンのスペイン2部リーグを4位で終了。ラ・リーガ（スペイン1部）昇格プレーオフでエイバルとレバンテを下し、1年でのラ・リーガ復帰を決めている。

　またアラベスは今年1月、原との契約内容について「今年6月に満了を迎えるが、2年間の契約期間延長オプションを有している」と公式発表していた。