サッカー日本代表「森保ジャパン」のMF相馬勇紀は、今月15日のキリンチャレンジカップ2023エルサルバドル戦で途中出場していた。その相馬が名古屋グランパスからの期限付き移籍期間延長により、ポルトガル1部カーザ・ピアACに残留すると現地で報じられている。
相馬は名古屋で活躍すると、昨年11月のFIFAワールドカップ・カタール大会に出場。今年1月に名古屋からカーザ・ピアへ買い取りオプション付きの半年レンタルにより加入すると、1月22日のデビュー以降全試合でプレーし、2ゴール2アシストと結果を残していた。
同選手の去就については、ポルトガル紙『ア・ボーラ』が先月末に「相馬の今夏残留は、カーザ・ピアにとって急務だ」とリポート。
カーザ・ピアのフィリペ・マルティンス監督は、先月26日の会見で「相馬は我々の選手であり、我々のやり方にうまく溶け込んでいる。何か不都合なことがない限り、彼はカーザ・ピアの来シーズンの計画の一部だ。もし彼がここにいないのであれば、それは彼がよりレベルの高い場所へ行ったという良い兆候だ」と、残留と退団いずれの可能性にも言及していた。
すると同紙は今月18日になって「名古屋と交渉した結果、1年間のレンタル移籍期間延長で合意に達した」と報道。相馬のカーザ・ピア残留が決まったとみられる。
カーザ・ピアは今季のポルトガル1部リーグで11勝8分15敗。来季欧州カップ戦出場圏内の6位ヴィトーリア・ギマランイスから勝ち点12差の10位でシーズンを終えている。
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