日本代表FW古橋亨梧(セルティック)は、今月15日開催のキリンチャレンジカップ2023エルサルバドル戦で1ゴールをマーク。森保ジャパンでのレギュラー奪取へアピールする中、20日のペルー戦を前に対戦相手国のメディアが同選手を警戒している。
古橋はヴィッセル神戸で活躍すると、2021年7月にセルティックへ完全移籍。今季はスコットランド1部リーグで28ゴールをマークするなど絶対的ストライカーとして活躍し、リーグ連覇やスコットランド3冠に貢献した。
ただ一方で、昨年11月のFIFAワールドカップ・カタール大会で代表メンバーから落選すると、今年3月のキリンチャレンジカップでもメンバー外。今月の代表活動でおよそ9カ月ぶりに招集されると、エルサルバドル戦で途中出場ながらもゴールを奪取。ボールを持っていない場面でも、キレのある動きを見せていた。
そんな古橋の活躍ぶりには、日本国内のみならずペルー方面でも話題に。ペルー紙『リベロ』は17日に「ペルー代表のゴールを脅かす古橋。今シーズン、ラパドゥーラよりも多くのゴールを決めている」と見出しをうち、同選手のプレーや成績を回顧。
ペルー代表FWジャンルカ・ラパドゥーラ(カリアリ)がイタリア2部で25ゴールをマークしていることを紹介した上で、「古橋は体格こそ大きくないが、身体能力が高いが故に様々な役割をこなすアタッカーだ。900万ユーロ(約14億円)という市場価値も目を見張るものがある。ペルー代表が気をつけなければならない選手だ」と綴っている。
なおペルー代表は日本代表と過去に5度対戦し、1勝2分2敗。直近では2011年6月1日のキリンチャレンジカップで顔を合わせており、0-0の引き分けに終わっている。また今月16日開催の韓国戦では1-0と勝利。ラパドゥーラはベンチ外だったが、複数のペルーメディアが同選手の日本戦スタメン出場を予想している。
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