かつて川崎フロンターレを率いていた高畠勉氏が、元ガンバ大阪所属選手のFWアデミウソン擁する中国1部・武漢三鎮の監督に就任する模様。2023/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で古巣対戦の可能性が浮上している。
武漢は2021シーズンにアデミウソンの活躍もあり中国2部リーグ優勝。2022シーズンには昇格クラブとしては異例ともいえる1部リーグ優勝を成し遂げ、2023/24シーズンのACLグループステージ出場権を獲得していた。
しかし今季はここまで3勝7分2敗と8位に低迷。今年秋にACL開幕を控える中、クラブは今月17日にペドロ・モリージャ監督の解任を公式発表している。また中国メディア『捜狐』の報道によると、クラブはモリージャ監督の後任として、下部組織のヘッドコーチである高畠氏を内部昇格させるとのこと。同氏の監督就任は18日にも正式決定するという。
高畠氏は現役時代、川崎の前身である富士通サッカー部でプレー。引退後は川崎の下部組織やトップチームでコーチを務めたほか、2008シーズンには関塚隆氏の監督辞任後にトップチームを指揮。2014年1月に川崎の育成・普及部長を退任すると、年代別の日本代表コーチをへて2016年から中国国内複数クラブで下部組織を指揮していた。
なお2023/24シーズンのACLグループステージには、Jリーグから川崎、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府が参戦。今年4、5月のACL決勝2試合でアル・ヒラルを下した浦和レッズはプレーオフからの参戦となっている。
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