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旗手怜央にセルティック残留説も…英紙「ポステコグルー監督が獲得要望」

旗手怜央 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属MF旗手怜央は、15日のキリンチャレンジカップ2023エルサルバドル戦でフル出場し、存在感を発揮。プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー移籍の可能性が報じられる中、トッテナム新監督のアンジェ・ポステコグルーに動きがあるようだ。

 旗手は昨年1月、川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目の2021/22シーズンからレギュラーに定着すると、今季は公式戦45試合の出場で9ゴール11アシストをマーク。主力選手としてリーグ連覇やスコットランド3冠に大きく貢献した。

 そんな旗手は、これまでMF三笘薫擁するブライトンからの関心が報じられたが、ポステコグルーのトッテナム指揮官就任をきっかけに同クラブが移籍先候補に浮上。すると英メディア『フットボール・ロンドン』は15日に「ポステコグルー監督がトッテナム幹部に電話し、旗手の移籍に弾みをつける」をリポート。元セルティック指揮官自らが同選手の獲得へ動いている可能性を伝えた。

 ただ一方で、トッテナムはチェルシー所属のイングランド代表MFコナー・ギャラガーに関心を寄せている模様。一部では「旗手トッテナム移籍の噂は立ち消えになるかもしれない」と報じられているが、本人はステップアップ移籍を望んでいるという。

 なお旗手はセルティックとの契約を2025年6月まで残している。エルサルバドル戦でも好パフォーマンスを発揮しただけに、今後トッテナム以外のクラブが同選手の獲得に乗り出す可能性も考えられる。