名古屋グランパスからオランダ1部FCユトレヒトへ期限付き移籍中のMF前田直輝は、今年夏にも名古屋へ復帰する見通しであるようだ。14日、オランダメディア『Voelbal』が報じている。
前田は昨年1月にユトレヒトへ期限付き移籍も、デビュー戦でスライディングタックルを受けて左下腿を骨折。期限付き移籍期間は昨年6月までとなっていたが、懸命のリハビリもあり昨年8月に1年間に期限付き移籍期間延長が決定。昨年10月に実戦復帰していた。
しかし復帰後はオランダ1部リーグでわずか11試合の出場。今年4月以降はコンディション不良により5試合でメンバー外になっていたほか、来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ出場権をかけたプレーオフでも出番がなかった。
『Voelbal』はユトレヒト所属選手の去就を特集。「多くの選手に別れを告げる」とした上で、前田について「彼はレンタル元のクラブに戻る」と伝えている。
一方、名古屋は今季ここまでJ1リーグで10勝5分2敗。首位ヴィッセル神戸から勝ち点1差の2位につけている。その名古屋の攻撃陣では、浦和レッズからレンタル移籍により加入したFWキャスパー・ユンカーが9ゴールと好調。MFマテウスやFW永井謙佑が主力選手としてチームを支えている。
なおユトレヒトは今季のオランダ1部リーグで7位。元オランダ代表FWバス・ドストとギリシャ代表FWタソス・ドゥヴィカスに退団の可能性があるほか、浦和所属FWブライアン・リンセンや元柏レイソル所属のケニア代表FWマイケル・オルンガへの関心も報じられている。
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