Jリーグ 名古屋グランパス

“ユンカー推し”名古屋サポの投稿物議。福岡戦で「急病で試合中断とか心外」

キャスパー・ユンカー 写真:Getty Images

 名古屋グランパスは11日開催の明治安田生命J1リーグ第17節でアビスパ福岡と対戦。急病人発生により試合が一時中断したが、ツイッターではデンマーク人FWキャスパー・ユンカーのファンを名乗るSNSユーザーの投稿が物議を醸している。

 豊田スタジアムで行われた一戦では、後半37分ごろに名古屋が自陣でスローインをする際、川俣秀主審がホイッスルを鳴らして中断。「救急車呼んで!」という声がスタンドから響く中、名古屋のメディカルスタッフが急病人のもとに駆けつけて対応。15分間の中断をへて試合が再開された。

 そんな中、とあるSNSユーザーが17時56分ごろに「お客さんの急病でゲーム止まるとか心外じゃん。何があったかわからないけど発作を起こすような持病持ちならスタジアム行くの辞めようね」と投稿。

 当該ツイートは数分後に削除されたものとみられるが、スクリーンショット等により瞬く間に拡散。「試合より人命だろ」「こんな酷いことを言う人がいるとは…」「病気でも怪我でもサッカーを楽しむ権利はある」「二度と名古屋サポ、ユンカー推しとか名乗るな」「当該ツイートは消したうえでまず真摯に反省して謝ればいいのに」といった声が上がっている。

 なお名古屋はMFマテウスとユンカーのゴールで2-1と勝利。勝ち点3をつかんだが、スタンド観戦していたサポーターの容体が気がかりだ。