アーセナルが、チェルシーに所属するドイツ代表MFカイ・ハフェルツ（23）の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『メトロ』が伝えた。
レバークーゼン下部組織出身のハフェルツは2016年に17歳の若さでトップチームデビューを果たすと、卓越した左足のテクニックとアスリート能力を兼備した大型の万能型アタッカーとして台頭。2020年夏にチェルシーへ活躍の場を移すと、今季はここまでプレミアリーグ35試合で7ゴール1アシストを記録した。
そんなハフェルツに対して、元フランス代表FWカリム・ベンゼマが退団したことからストライカー獲得を画策するレアル・マドリードが獲得に興味。だが、チェルシーが要求する移籍金6000万ユーロ（約89億9000万円）を支払う意思がないことから、クラブ間交渉は難航しているとみられている。
チェルシーはドイツ代表MFの売却に前向きと報じられているなかで、7季ぶりにUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得したアーセナルが来季に向けて攻撃強化のオプションとして関心を示している模様。チェルシーは同選手が退団した場合、移籍を容認する構えであり、獲得時に支払った移籍金をなるべく回収したいと考えているようだ。
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