セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、絶対的ストライカーとしてスコットランド1部リーグ連覇に貢献。アンジェ・ポステコグルーのプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー監督就任により、同クラブ移籍の可能性が報じられる中、新たな移籍先候補が浮上している。
古橋は2021年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、海外挑戦1年目から主力選手として活躍。今季はリーグ戦36試合の出場で27ゴールをマークすると、スコットランドリーグの年間最優秀選手賞を受賞。先月7日のハーツ戦では今季公式戦30ゴール目をあげるとともに、チームをリーグ連覇に導いている。
ただセルティックを率いていたポステコグルー監督が、今月6日にトッテナムの指揮官に就任。トッテナムは主力選手のイングランド代表FWハリー・ケインにレアル・マドリード移籍の可能性が報じられており、後釜として古橋が浮上。英紙『デイリーレコード』が「ポステコグルーの要望により、トッテナムの獲得候補に古橋が含まれている」と伝えると、英紙『サン』は「トッテナムは移籍金2000万ポンド(約35億円)を支払う用意がある」と綴っている。
しかし英メディア『フットボール・インサイダー』の報道によると、ノッティンガム・フォレストやボーンマス、クリスタル・パレスも古橋の獲得に興味を示しているとのこと。このうちノッティンガム・フォレストはFWエマヌエル・デニスとFWサム・サリッジに今夏退団の可能性があり、後釜として古橋をリストアップしているという。
ただ同メディアは「ノッティンガム・フォレストにとって大きな障害となるのは、古橋本人の願望かもしれない。彼はトッテナム移籍を望んでいる」と指摘。ただそれでも「トッテナムは古橋にまだ何の連絡も取っていない。移籍市場でよりレベルの高いストライカーを獲得できるかもしれないし、古橋の願いが叶わない可能性もある」としている。
なおノッティンガム・フォレストは今季のプレミアリーグを16位で終了。前線では、元ガンバ大阪所属FWファン・ウィジョを韓国1部FCソウルへレンタル移籍により放出している。
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