浦和レッズ所属のデンマーク人DFアレクサンダー・ショルツは、主力選手としてアル・ヒラルを下してのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に大きく貢献。母国メディアのインタビューを通じて、来季以降も浦和でプレーする意向を明かしている。
ショルツは2021年5月、デンマーク1部FCミッティランから浦和へ完全移籍。来日1年目から不動のセンターバックとして活躍すると、今季はここまでJ1リーグ全試合でフル出場。昨年4月にグループステージが開幕したACLでは、グループステージ最終節をのぞき全試合で先発出場。決勝の1stレグ、2ndレグではアル・ヒラルがボールを支配する中、身体を張った守備でチームにタイトルをもたらしている。
そんなショルツはACL優勝後、デンマーク紙『tipsbladet』のインタビューに対応。タイトル獲得への喜びを語る中、話題が自身の去就に及ぶと、「僕はここに居続けたいんだ。日本ではもっと長くプレーしたいね。日本は住みやすい国だし、Jリーグも素晴らしい。浦和にいることが幸せだし、この先もっと大きなことが起こるだろう。何せFIFAクラブワールドカップがあるしね」とコメント。
同紙は「ショルツと浦和との契約は2024年1月に満了を迎えるが、移籍するつもりはない。昨年に報じられたFCコペンハーゲンからの関心についてもコメントすることを望んでいない」とし、浦和との契約延長が既定路線との見方を示している。
母国デンマーク復帰の可能性については、昨年4月にデンマーク紙『B.T.』が「FCコペンハーゲンは昨年1月にショルツに問い合わせを行った」とリポート。FCコペンハーゲン移籍が破談に終わったことを伝えていた。
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