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浦和、ACL優勝へ前進!アル・ヒラル主将の埼スタ決勝2ndレグ欠場確実に

浦和レッズのゴール裏 写真:Getty Images

 浦和レッズは先月29日、敵地サウジアラビアでのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝アル・ヒラル戦1stレグを1-1で終了。FW興梠慎三が奪ったアウェイゴールにより、今月6日に埼玉スタジアムで行われる2ndレグへ弾みをつけているが、ここにきて浦和にさらなる追い風が吹いている。

 サウジアラビア紙『アル・リヤディア』の報道によると、アル・ヒラルのキャプテンであるMFサルマーン・アル=ファラジュは1stレグでフル出場も、ふくらはぎの怪我を再発。1stレグ終了後にチームメイトとともに来日し都内で治療を受けていた。しかし2日に行った検査の結果、浦和戦を含む2022/23シーズンの残り全試合を欠場することが確実になったという。

 またアル・ヒラルは1stレグの終了間際にMF岩尾憲に対する報復行為により一発退場となったFWサーレム・アッ=ドーサリーも、出場停止処分により欠く。一方で2ndレグの外国人出場登録枠は、MFアンドレ・カリージョ、FWオディオン・イガロ、MFミシャエウ、そして元FC東京所属選手であるDFチャン・ヒョンスに割り当てられたという。

 なお同紙によると、63000人を収容可能な埼玉スタジアムでアル・ヒラルサポーターに割り当てられる席数はわずか2900とのこと。北ゴール裏にくわえて南ゴール裏もホーム自由席として販売されているだけに、浦和は完全ホームの雰囲気の中、FIFAクラブワールドカップ準優勝クラブのアル・ヒラルに立ち向かう。