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東京V新ロゴ巡り議論白熱!OB高木義成氏は反発「エンブレムを何だと…」

東京ヴェルディ 写真:Getty Images

 東京ヴェルディは今月3日に明治安田生命J2リーグ第13節ジュビロ磐田戦を控える中、2日に「みんながたのしいスタジアムを目指して Vロゴのレインボーバージョン作成のお知らせ」と題した声明を発表。賛否両論沸き起こっているほか、クラブOBの高木義成氏が厳しい言葉を投げかけている。

 東京Vは世界中でLGBTQ+の啓発活動が行われる「プライド月間(Pride Monthly)」に合わせて、Vロゴのレインボーバージョンを作成。取り組みの目的を「LGBTQ+に寄り添うことを示し、多様性への意思を表明する」と説明した上で、6月4日のホームゲームでレインボー柄のVロゴステッカーをプレゼントするとしている。

 この発表に対しては、「素晴らしいデザイン!」、「斬新でカッコイイ」という好意的なメッセージが寄せられる一方で、「これはダメ」、「エンブレムカラーを変えてはいけない」、「なぜクラブカラーの緑が一番短いんだ」と反対意見が噴出。

 「そもそもロゴではなくて、エンブレムを変えているのでは?」、「サポーターはLGBTQに関する取り組みを否定してるわけではないけど…」と疑問や戸惑いの声も上がっている。

 すると高木氏も古巣の公式発表をうけて、自身のツイッターアカウントを更新。「楽しいとこれは別問題な気もするんだけど…」、「エンブレムをなんだと思ってんだろうか」と立て続けに投稿すると、サポーターからのリプライに対して「取り組みは素直に応援したいけど、これに関しては話は別だなと感じました」と感想を述べた。

 前身のヴェルディ川崎時代も含めて10年間にわたりプレーしていた高木氏も声を上げるなど、注目を集めているレインボーバージョンのVロゴ。ロゴとエンブレムの立ち位置やあり方も含めて、様々な意見が飛び交っている。