Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FMに1.4億円の収入?岩田智輝のセルティック完全移籍確実と現地見解

岩田智輝 写真:Getty Images

 日本代表MF岩田智輝は昨年末、横浜F・マリノスからセルティックへ期限付き移籍。セルティックではMF旗手怜央の控えに甘んじているが、現地では買い取りオプション行使による完全移籍移行がほぼ確実と報じられている。

 岩田は2022/23シーズンのスコットランド1部リーグ戦で8試合の出場だが、先月2日のロス・カウンティ戦では負傷離脱中の旗手にかわって移籍後初先発。16日のキルマーノック戦でフル出場すると、30日に行われたスコティッシュカップ準決勝レンジャーズ戦では後半途中からピッチに立っている。

 岩田をはじめ日本人選手の獲得が相次いでいるセルティックだが、クラブOBのフランク・マカベニー氏が今季終了後の補強計画を展望。英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビューで「セルティックはこの夏、新戦力の獲得に3000万ポンド(約52億円)を投じると言われている。彼らはお金を使うつもりで持っているし、良い選手がやって来るだろう」と語っている。

 また同氏はヴィッセル神戸から完全移籍により加入しているDF小林友希に言及。「アンジェ・ポステコグルー監督は今年1月、小林友希のように来季もセルティックでプレーすることが分かっている選手を連れてきた。彼はとてもいい選手だ。私なら今すぐにでも彼をスタメンに入れたいが、監督は今のところ彼をベンチに置いている」とコメントを残すと、横浜F・マリノスから期限付き移籍によりやって来た岩田について「当然、岩田も来季セルティックでプレーする」と断言した。

 岩田の買い取りオプション金額については、英紙『デイリーレコード』が今年1月に828000ポンド(約1億4000万円)と報じている。レギュラー定着には至っていないものの、ポステコグルー監督から高い評価を受けているだけに、横浜FMには岩田の完全放出で1億円以上を手に入れる可能性がある。