レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英は28日、ラ・リーガ(スペイン1部)第32節オサスナ戦で1ゴールをマーク。同選手は試合後、ソシエダ率いるイマノル・アルグアシル監督からの指示内容を明かすとともに、指揮官へ感謝の思いを伝えた。
久保はオサスナ戦でベンチスタートとなったが、1-0で迎えた63分からプレー。試合終了直前の90分、右サイドからペナルティエリアに侵入してパスを受けると、左足を一閃。シュートが豪快にゴールネットを突き刺すと、同選手はゴール直後にアルグアシル監督と熱い包容を交わしている。
2-0とチームの勝利に貢献した久保は試合後、現地DAZNのインタビューに対応。今季リーグ戦7ゴール目の振り返りを求められると、「途中出場する時、監督から『サイドに張ってプレーしろ。今日はお前の日だ。ゴール決まるぞ』と言われましたね。(監督の指示のおかげで)ゴールを決められましたし、感謝したいです」とコメント。自身のゴールを指揮官が予言していたことを明かしたのだ。
なおソシエダはオサスナ戦での勝利により、リーグ戦残り8試合で勝ち点58を獲得。来季UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ出場圏内の4位につけている。
ただ久保の去就については、スペインメディア『El Gol Digital』は今月22日に「久保がソシエダに最終決定を通達。来季残留の可能性は低い。この日本代表選手には魅力的なオファーがたくさん届いている」と報道。日本代表DF冨安健洋所属アーセナルやバルセロナ、レアル・マドリードなど複数クラブからの関心もあわせて伝えている。
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