セルティック所属FW古橋亨梧は、スコットランド1部リーグを代表するストライカーとして活躍。日本代表落選に疑問の声が上がる中、現地メディアの記者は同選手が森保一監督から招集されるための条件を提示している。
古橋は今季ここまでリーグ戦31試合の出場で23ゴールをマーク。今年2月のスコティッシュリーグカップ決勝のレンジャーズ戦では2ゴールをたたき出し、チームに今季初タイトルをもたらしていた。
それでも先月に行われたキリンチャレンジカップ2023では、セルティック所属MF旗手怜央とともに日本代表から落選。森保監督が2選手のメンバー外について「リーグのレベルや置かれている状況もあったり、いろんなことを考えての招集です」と説明すると、英メディアは「間接的にスコットランド1部リーグのレベルが低いと主張した」と解釈。現地でセルティックOBを中心に日本代表監督の選考方法に対する批判が相次いでいる。
その古橋は旗手とともにスコットランドリーグの年間最優秀選手の受賞候補に推されている。それだけに英メディア『スカイスポーツ』のアンディ・ウォーカー記者も「スコットランドリーグの年間最優秀選手を選ぶならば、セルティック所属選手でたくさん選択肢があるけど古橋だね」と同選手のパフォーマンスを絶賛。
「古橋の日本代表復帰は、それほど遠いことではないと思う。それだけ彼はとても安定している。彼のゴールはまだまだ続くだろう。このパフォーマンスを維持して、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台で活躍すれば、日本代表に復帰できるだろうね」とコメントを残している。
セルティックはスコットランド1部リーグのレギュラーシーズンを首位で終了。2位レンジャーズと勝ち点13差で優勝プレーオフに突入しただけに、リーグ連覇および来季CLグループステージ出場権獲得は濃厚とみられている。
ウォーカー記者の発言を踏まえると、森保監督がCLでのパフォーマンスを考慮に入れている場合、古橋の日本代表復帰は今年10月以降になる可能性も考えられる。
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