
2007年、2017年に続く3度目のアジア王者を目指し、浦和レッズがAFCチャンピオンズリーグ2022(ACL)決勝に挑む。相手は同大会で最多優勝を誇り、前回大会も制したサウジアラビアの強豪アル・ヒラルだ。第1戦は4月30日に敵地「キング・ファハド国際スタジアム」で、続いて5月6日にホーム「埼玉スタジアム2002」で雌雄を決する。
奇しくも2019年の浦和準優勝時のACL決勝と同じ組み合わせとなった。浦和としてはリベンジと、2017年の再現を果たしたいところだ。ここでは、決勝戦で浦和に牙を剥くアル・ヒラルの要注意選手たちを3名紹介していく。過去のチームに負けず劣らず、浦和にとって危険な選手が揃っている。

サーレム・アッ=ドーサリー(サウジアラビア)
負傷により戦列を離れていたサウジアラビア代表の背番号「10」MFサーレム・アッ=ドーサリーの復帰は、浦和にとっては凶報と言わざるを得ない。3月29日にサウジアラビア代表はボリビア代表との親善試合に臨み1-2で敗れた。この試合で唯一の得点を挙げたアッ=ドーサリーは、残念ながら負傷によって途中交代を余儀なくされていた。
しかし、ACL決勝を目前に控えアル・ヒラルの戦列に復帰。4月19日に行われたリーグ戦(サウジ・プロフェッショナルリーグ)アル・ナスルとの試合で途中出場を果たしている。また、直近の4月24日に行われたサウジ国王杯にも途中出場しており、徐々に調子が上向いていることも十分に予想できる。
アッ=ドーサリーと言えば、2022年に開催されたFIFAワールドカップカタール(カタールW杯)においてもサウジアラビア代表の一員として出場。グループCの初戦において、結果的に同大会で優勝したアルゼンチンに大会唯一の黒星を与えることとなる逆転ゴールを挙げた選手としても記憶に新しい(2-1でサウジ勝利)。
高い技術を誇り、ゴール前でもプレーの選択を冷静に判断できることが大きな持ち味。ACL2022においてもその活躍ぶりは変わらず、カタールW杯後に行われたACLベスト16以降の3試合では1ゴール3アシストと攻撃のタクトを存分に振るっている。怪我明け間もないことから、90分間プレーできる状態かどうかは不明だ。しかし、仮に途中出場からであっても流れを変える存在として、何より決定的な場面を作り出せる存在として、浦和の脅威であることは変わりないと言えよう。
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