ヴィッセル神戸所属MFアンドレス・イニエスタはおよそ20億円の高額年俸を受け取っているほか、ワイン販売やスポーツ用品ブランドの立ち上げなど、複数の事業を展開。同選手が日本で多額の収入を得ていることに、母国スペインでも驚きの声が上がっている。
イニエスタは2018年にラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナを退団し、神戸へ加入。中心選手としてチームをけん引する中、2021年5月の契約延長時には10億円規模の減俸で合意していた。またピッチ外では2019年にスニーカーブランド「MIKAKUS(ミカクス)」を立ち上げたほか、昨年には「CAPITTEN(キャピテン)」というスポーツウェアブランドも立て上げて、サッカーシューズを開発。スペイン国内で生産されたワインの販売も手掛けている。
そんな中、スペインメディア『Tork』は今月26日に「イニエスタが神戸の年俸ですぐに購入できる高級車15台」と見出しをうち、同選手の収入に言及。「彼は1年間で2450万ユーロ(約36億円)以上稼いでいる」とし、『フェラーリ550』や『ポルシェ911』など15車種を一挙紹介している。
またアメリカの経済誌『フォーブス』は、イニエスタの資産が1億ユーロ(約146億円)だと報道。「ミカクスとキャピテンにより、ファッションの世界にも投資している。これらのビジネスもすべてインフルエンサーとして活躍する妻によって支えられている」と、ビジネスで成功を収めている同選手の現状もあわせて伝えている。
なおイニエスタは今季ここまでコンディション不良の影響もあり、リーグ戦2試合、YBCルヴァンカップ2試合の出場にとどまっている。また神戸との契約期間は今季終了後までであり、契約満了とともに現役引退の可能性が日本国内外で報じられている。
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