
かつてヴィッセル神戸でプレーしていたFWルーカス・ポドルスキは現在、ポーランド1部グールニク・ザブジェに在籍。所属クラブとの契約延長やJリーグ再挑戦の可能性がささやかれる中、ここにきてブラジル国内クラブからの関心が報じられている。
ポドルスキは2017年7月から2年半にわたり神戸に在籍。神戸退団後はトルコ1部アンタルヤスポルをへて、2021年7月からザブジェでプレー。2022/23シーズンのリーグ戦でここまで25試合の出場で5ゴール8アシストをマークしており、今月23日のシロンスク戦では先制点をアシスト。大宮アルディージャから期限付き移籍中のMF奥抜侃志とともに活躍し、チームを勝利に導いている。
そんなポドルスキとザブジェの契約期間は今年6月までであるが、本人は先月17日に行われたリーグ戦後のインタビューで「(来季以降)まだどうなるか分からないし、今のところ何も決まっていない」と、自身の去就に言及。
「代理人からは『オファーが届いた』と聞いている。MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)は選択肢のひとつだ。アジアからもオファーが来ているよ。あとカタールやサウジアラビアからもね。今後どうなるか様子を見るよ」と語り、Jリーグ再挑戦の可能性も示唆している。
ただ一方でザブジェの会長は月19日、ポーランド国内のスポーツチャンネル『TVP Sport』に出演した際に「ポドルスキは交渉の必要がないほど経験豊富な選手だ。ポーランド国内リーグを代表する選手であり、従来の交渉は必要ない。新しい契約にサインするのは、5分もあればできることだと思っている」とコメント。
ポドルスキ本人もシロンスク戦に「他にも整理しなければならないことがある。時間はまだあるから、おかしな決断をする必要はない。1部残留が確定すれば、また腰を据えてクラブと話し合うことができる。今は残留にむけて勝ち点を積み重ねることが最も重要なんだ」と語っていた。
そんな中、ドイツ紙『ハンブルガー・モーゲンポスト』が25日に報じたところによると、ブラジル1部の強豪CRフラメンゴがポドルスキの獲得を狙っているとのこと。しかし同紙は「僕の家族全員がザブジェのファンなんだ。キャリア最後の試合をここザブジェでプレーするんだ」という2021年のポドルスキの発言を根拠に、「彼が実際にCRフラメンゴへ移籍するか疑問だ」と指摘している。
なおCRフラメンゴには、現神戸所属FWリンコンやDFマテウス・トゥーレルが過去に在籍。2019シーズンから2年間にわたりブラジル1部リーグ連覇を成し遂げているほか、昨季はコパ・リベルタドーレス(南米選手権)で優勝。今年2月のFIFAクラブワールドカップに参戦している。
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