SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律は23日、ブンデスリーガ(ドイツ1部)シャルケ戦で先発出場。DF吉田麻也やMF上月壮一郎との日本人対決こそ実現しなかったものの、先制点をアシストするなどチームの勝利に貢献。しかし、コンディション面での不安を抱えていることが試合後明らかになっている。
堂安はキックオフ直後から相手ゴールに迫ると、7分に先制点をお膳立て。ロングボールをトラップして前を向くと、FWミヒャエル・グレゴリッチュにラストパス。グレゴリッチュがゴールネットを揺らしている。また堂安はその後も決定機を演出するなど、攻撃面で存在感を発揮。73分までプレーしていた。
しかしクリスティアン・シュトライヒ監督は試合後、同選手の途中交代について「彼は途中交代を余儀なくされた。ドクターからの報告によると、寒気がするみたい」とコメント。ドイツメディア『Ligainsider』の報道によると、堂安は体調が回復次第、トレーニングに合流するという。
なおフライブルクはシャルケ戦で4-0と快勝。リーグ戦29試合を終えて15勝8分6敗と、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位につける中、今月29日ケルン戦に臨む。
一方のシャルケは、リーグ戦29試合で5勝9分15敗と2部降格圏内の17位に低迷。ただ2部入れ替え戦圏内の16位VfBシュツットガルトとは勝ち点1差だ。
コメントランキング