日本代表MF鎌田大地は今月、今季限りでのブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト退団が決定。ラ・リーガ(スペイン1部)のアトレティコ・マドリードやバルセロナへの移籍、ボルシア・ドルトムント移籍拒否が報じられる中、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪ベンフィカも同選手の獲得に再び挑戦する可能性があるようだ。
ドイツ誌『ビルト』は今月、同選手にバルセロナやアトレティコ・マドリード移籍の可能性があると報道。ドイツメディア『シュポルト1』は、ドルトムントが鎌田に対して年俸や契約金など総額4000万ユーロ(約58億円)規模の大型契約を用意していると伝えていたが、今週になって選手サイドがドルトムントのオファーを拒否したと伝えられている。
そんな中、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は「ベンフィカはまだ鎌田の獲得を諦めていない」と報道。ベンフィカは昨年8月末に同選手獲得で個人合意に達していたものの、選手本人がフランクフルトのオリバー・グラスナー監督からの説得をうけて残留を決断。ただ今年1月にクラブ幹部と鎌田の代理人による交渉の様子がネット上で拡散していた。
また『シュポルト1』は、鎌田の移籍先候補としてスペイン国内の強豪2クラブの他にリバプールも挙がっていると報道。ベンフィカは複数クラブとの争奪戦で後れをとっているという。
なお鎌田は移籍報道の影響もあり、今年1月のリーグ戦再開以降は1ゴール1アシストと失速。フランクフルト退団発表時には、現地メディアから批判を浴びている。
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