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本田圭佑、現役続行へ試練…シュート練習で左足の精度に衰え「怪我の影響」

本田圭佑 写真:Getty Images

 サッカー元日本代表のMF本田圭佑は選手として1年以上にわたり無所属である一方、カンボジア代表を率いるなど指導者としての実績を積み重ねている。そんな中、本田が現役続行にむけてトレーニングに励む様子がツイッター上で拡散。全盛期のパフォーマンスに程遠く、ファンから心配の声が上がっている。

 本田はかつてCSKAモスクワやミランなどでプレー。2021年12月のリトアニア1部FKスードゥバ退団から無所属状態が続く中、昨年10月に膝を手術。インターネットテレビ局『ABEMA』のFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)中継で解説を務めたほか、今年2月にはリハビリに励む自身の姿をツイッターに投稿している。

 また昨年11月にはカンボジア・プレミアリーグ(CPL)の斎藤聡CEO(最高経営責任者)やCPL幹部らと会談。カンボジア紙『Khmer Times』は「本田は会談で『(CPLでのプレーを)検討している。来年ではなく、将来的には』と語った。彼とカンボジアのつながりは深い」と伝えていた。

 しかし今月20日にツイッター上で拡散された動画では、本田がシュート練習で15本中わずか5本しか成功できず、左足の精度も低下。シュートを枠外に飛ばした直後に「もうね、マジでね、ないやねん!」と叫ぶなど、苛立ちをあらわにしている。

 この本田の練習風景には、日本のサッカーファンから「怪我の影響がかなりありますね」、「膝まだ悪そう…」、「トラップはうまいけど…」という声が上がっているほか、「現役続行へ頑張れ!」、「本田は本番に強いタイプだから大丈夫」と励ましのメッセージも届いている。

 なお本田は、今年1月にカンボジア代表のGM(ゼネラルマネージャー)を退任することが正式決定。今年5月の東南アジア競技大会(SEA Games)でU23チームを率いた後、カンボジア代表を離れることになっている。