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鹿島戦勝利に貢献。柏GK松本健太の投稿話題!ゲーフラ掲出サポと深い絆

松本健太 写真:Getty Images

 柏レイソル所属GK松本健太は今月9日、明治安田生命J1リーグ第7節の鹿島アントラーズ戦で今季初先発。クリーンシート達成でチームの今季公式戦初白星に貢献した後、特定のサポーターに対して感謝のメッセージを伝えた。

 柏は今月5日のYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節アルビレックス新潟戦で敗れ、今季開幕から公式戦9試合つづけて白星なし。サポーターの怒りが最高嘲に達し、ネルシーニョ監督の解任を求める声が沸き起こっていた。またゴールキーパー陣では、GK佐々木雅士がJ1リーグ開幕から3試合つづけてフル出場も、3月12日の第4節サンフレッチェ広島戦以降はGK守田達弥がスタメン出場。松本は昨季につづき出場機会に恵まれていなかった。

 しかしネルシーニョ監督は鹿島戦で松本をスタメンに抜てき。同選手がシュート12本を浴びながらも無失点に抑えるなど、柏はFW細谷真大の先制ゴールによるリードを最後まで守り抜いた。

 この鹿島戦では、スタンドの一角に「がんばれマツケン」と書かれたゲーフラが掲出。ツイッター上で柏サポーターから「ゲーフラ見えてたかな?」という問いかけに対して、松本本人は「ずっと見えてました! アップの時は自分のプレーに集中したくてリアクションできませんでしたが、試合後にめちゃくちゃガッツポーズしました」とメッセージを寄せている。

 さらに同選手はゲーフラを掲出したサポーターとの関係性ややり取りも告白。「あのゲーフラを出してくれた方は大学生の頃からずっと応援をしてくれていた方で、今日の練習見学にも僕のユニフォームを持って来てくれていたので直接感謝の気持ちを伝えさせていただきました。すごく力になりますし、感謝しかないです」と、サポーターに対する自身の思いを綴っている。

 柏に今季初白星をもたらした松本。少ないチャンスで結果を残しただけに、サポーターの後押しの大切さを強く感じているはずだ。