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古橋亨梧、プレミア移籍報道で新展開か「セルティックに不満ないが…」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属FW古橋亨梧には、クリスタル・パレスからの関心が報じられている。それだけにイギリス国内では、古橋の今夏セルティック残留やプレミアリーグ(イングランド1部)移籍の可能性についての議論が飛び交っている。

 古橋はセルティックとの契約を2025年6月まで残している。しかし英メディア『フットボール・インサイダー』は今年2月、クリスタル・パレスが今季限りで退団濃厚なFWウィルフレッド・ザハの後釜として古橋をリストアップしたとリポート。今月にはクリスタル・パレスのスカウト陣が複数回にわたりセルティック戦を視察していると報じられている。

 すると現地の移籍専門記者であるディーン・ジョーンズ氏が、同選手の去就に言及。英メディア『ギブミースポーツ』のインタビューで「セルティックはもう1年、古橋を引き留めることができると思う」と述べつつも、「彼がセルティックに対して不満を抱えていると思えない。だがプレミアリーグでのプレーは、どんな選手にとっても魅力に感じるはずだ」と主張している。

 またジョーンズ氏は「彼はセルティックで過ごしているこの期間をとても気に入っているはずだ。彼のようにまわりから慕われることは、どのようなキャリアにおいても非常に稀である。レンジャーズとのダービーマッチで活躍するたびに、彼に対する評価が高まっている」とコメント。今月8日に行われたレンジャーズとのダービーマッチでも2ゴールをあげた古橋を評価した。

 なお古橋の移籍先候補に挙がっているクリスタル・パレスは、プレミアリーグ30試合を終えて8勝9分13敗。2部降格圏内の18位ノッティンガム・フォレストから6ポイント差の12位と残留争いに巻き込まれている。