ヴィッセル神戸所属MFアンドレス・イニエスタの会員制コミュニティーである「アンドレス・イニエスタ ファミリークラブ」が、今月11日をもって停止。運営会社である『株式会社FORCE』の川口真礼代表取締役が公式YouTubeチャンネルを通じて謝罪したが、ファンからの批判が相次いでいる。
株式会社FORCEは昨年10月、イニエスタとのパートナーシップ契約を締結。日本向けの会員制コミュニティー「ファミリークラブ」を立ち上げるとともに、第1弾の企画としてカタールW杯の日本対スペインにペア2組4人を招待すると発表。イニエスタ本人との交流企画やサイン入りグッズのプレゼント、さらには同選手主催のチャリティーマッチ観戦チケットプレゼントを予告していた。
しかし川口氏は「お詫びと重要なお知らせ」と題して、「ファミリークラブのサービスを継続することができなくなってしまい、停止することとなりました。この度はファンに皆様の期待に応えられず、大変申し訳ありませんでした」と発表。
「ファミリークラブの運営と、イニエスタ選手を含むエージェント会社との間に認識のずれがあり、その齟齬を解消することができませんでした」とサービス停止に至った理由を説明するとともに、決定的な要因として「ファミリークラブ全員を無料招待する予定だったチャリティーマッチの企画倒れ」を挙げている。また22000円のサービス年会費については、すでに会員に返金しているという。
このファミリークラブ停止の発表には、YouTubeチャンネルのコメント欄を通じて「失敗すると思っていた」、「最初からお金儲けのことを優先して考えてるのが透けて見えていた」、「イニエスタをお金儲けの材料として利用しようとしたことを本人に見透かされのかな」と厳しい声が殺到。
「これ以上、イニエスタに関わるな」、「イニエスタで金儲けするな」といった批判が上がっているほか、「謝り方がなっていない。頭の下げ方からして、全く納得してなさそう」と一部のSNSユーザーが川口氏の態度に苦言を呈している。
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