
町野が挙げた守備の反省点
2023シーズンのリーグ戦全試合で失点を喫している湘南の現状について語ったのは、FW町野。FC東京戦終了後のコメントで、守備面の課題を挙げている。
『チームがあまり良くないときは、ラインの押し上げが揃っていないときであったり、先頭と後ろのラインの距離が離れてしまうときなので、それを意識してみんなやっていたと思います。ただ、無失点の試合が未だにできていないというのは、後ろだけの責任ではないので向き合っていきたいと思います』(湘南ベルマーレの公式ホームページより引用。一部補正)
4-1で勝利した第6節のガンバ大阪戦でも、相手MF陣への寄せが緩い場面がちらほら。前節の前半は舘幸希と石原広教の両DF、MF永木亮太の相手選手へのアプローチが遅れ気味だった。
たとえ町野と阿部の2トップが相手チームのパス回しをサイドへ誘導しても、その次の守備の強度が低ければボールを奪うのは難しい。ハイプレスをかわされれば相手の速攻を浴び、失点のリスクが高まるのは当然のこと。この点は湘南が引き続き着手すべき課題と言えそうだ。

湘南のハイプレスを牽引したのは
綻びが散見されたとはいえ、湘南が連動性溢れる守備を行えていた場面があったのも確か。FC東京戦で気を吐いたのは、自軍の選手中最多29回のスプリントを記録したMF平岡大陽だ(数値はJリーグ公式サイトより)。
同点ゴールの直前に訪れた湘南のビッグチャンスは、町野が相手GKヤクブ・スウォビィクに寄せ、これに連動して平岡が相手DF木本にアプローチする構えを見せたことで生まれたもの。平岡のシュートはスウォビィクにセーブされてしまったが、町野が相手GKのパスミスを誘ったところまでは完璧だった。
湘南の2点目も、FC東京のDF中村への平岡の守備が起点となっており、ここから中野、町野、阿部、タリクの順でパスが繋がっている。平岡が守備面で重要なタスクを完遂し、自軍の勝ち点1奪取に貢献したと言って差し支えないだろう。
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