日本代表MF鎌田大地は今月9日までに、ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトに対して今季限りでの退団を申し入れ。クラブ側にも契約延長の意思がないことから、今季終了後の移籍が確実になった。英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版が伝えている。
ドイツメディア『シュポルト1』は先月31日、フランクフルトが鎌田に対する契約延長オファーを撤回したと報道。するとフランクフルトのマルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)は今月2日、『第2ドイツテレビ』の番組出演時に「鎌田はおそらく我々のもとを去ることになるだろう」と同選手の退団が確実であることを認めていた。
すると『スカイスポーツ』は、「鎌田はイースター(復活祭:4月9日)までに契約延長をしないことをフランクフルトに通告した」と報道。フランクフルト退団という最終決定に至ったとしたほか、同選手の市場価値が4000万ユーロ(約58億円)まで跳ね上がっていることもあわせて伝えている。
またドイツ誌『ビルト』は、同選手にラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナやアトレティコ・マドリード移籍の可能性があると報道。ドイツメディア『シュポルト1』は、ボルシア・ドルトムントが鎌田に対して年俸や契約金など総額4000万ユーロ(約58億円)規模の大型契約を用意していると伝えているが、直近2週間にわたり選手サイドとの交渉が停滞しているという。
鎌田は昨季、主力選手としてUEFAヨーロッパリーグ優勝に大きく貢献。今季もカタールW杯開催前までは公式戦で12ゴール4アシストと結果を残していたが、今年1月のリーグ戦再開以降は1ゴール1アシストと失速している。
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