
川崎フロンターレの吉田明宏代表取締役社長は今月5日、5日に行われたYBCルヴァンカップの浦和レッズ戦後に「地域密着を軽視」と抗議する横断幕が掲げられたことをうけて謝罪。サポーター団体『川崎華族』が9日に声明を発表し、クラブに引き続き地域密着を求める姿勢を見せている。
『川崎華族』は浦和戦後に「地域密着は後回し。功労者は次々と辞めていく。吉田、富士通体制の事業方針はこのままでいいのか?」、「PwCさん、地域から愛されるフロンターレへ導いてください」、「どんな時も俺達は鬼木フロンターレを後押しし続ける」と書かれた横断幕を掲出。
一部スポンサーから「J1制覇してから、クラブスタッフの訪問がなくなった」、「殿様商売だ」という批判が沸き起こる中、吉田社長は「地域貢献活動は、クラブ創設以来、フロンターレが長年にわたって積み重ねてきた活動であり、クラブの存在意義にも関わる非常に重要な活動でもあります」
「しかし、ここ数年、新型コロナウイルスの影響で、地域の皆さんとの交流が希薄になっていたことは否めません。コロナ禍の制限された環境でも私たちなりに進めていたつもりではありましたが、どこかで慢心やコロナ禍だからという甘えがあったかもしれません。改めて振り返ってみると、ここ数年の活動には反省すべきがあると考えています」と公式サイトを通じて回答している。
すると『川崎華族』は9日、ホームページ上で「吉田社長からの返答を受けて」と題した声明を発表。「川崎フロンターレ公式サイトにて吉田社長の声明文が公開されました。まず、私たちが水曜の試合後に掲出した横断幕に対し、吉田社長から速やかな返答をいただけたことに感謝したいと思います」
「地域の方たちとのコミュニケーション強化に関しては、今回の声明文においてもあらためて約束していただきました。フロンターレの今後の地域活動に期待したいと思います。もちろん私たち応援団メンバーも、商店街への訪問やタペストリーの設置作業など、これまでと変わらず出来る限りの協力をしてまいります」と、引き続きクラブの活動に協力する方針を打ち出している。
ただ一方で「時勢も移り変わりクラブの規模も大きくなることで、個々の活動にいろいろな制約が生まれていることも理解できます。しかしながら吉田社長には、地域密着が最重要事項だというクラブ創設以来の基本理念をこれから将来も変えることなく、地域の人たちから愛されるクラブ作りを切にお願いしたいと考えております」と、吉田社長に対して「地域密着」の堅持を強く求めた。
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