日本代表FW伊東純也は、リーグアン(フランス1部)スタッド・ランスの中心選手として活躍。オリンピック・マルセイユからの関心が報じられているが、ここにきてプレミアリーグ(イングランド1部)やブンデスリーガ(ドイツ1部)移籍の可能性が浮上している。
伊東は昨年7月、ベルギー1部KRCヘンクからランスへ完全移籍。今季ここまでリーグ戦26試合の出場で5ゴール5アシストをマークするなど、右サイドでレギュラーに定着。先月にはオリンピック・マルセイユが同選手を獲得候補にリストアップしたと伝えられている。
フランス紙『レキップ』が今月はじめ報じたところによると、ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長は「様々なクラブが伊東の獲得競争を繰り広げている」と語ったとのこと。マルセイユのみならず、レスター・シティやバイエル・レバークーゼンも同選手の獲得に興味を示しているという。
レスターは今季ここまでプレミアリーグ28試合を終えて7勝4分19敗と、残留圏内の17位エバートンから2ポイント差の19位に低迷。今月2日にはブレンダン・ロジャーズ監督を解任するなど、厳しいチーム状況となっている。
一方のレバークーゼンは今季ここまでブンデスリーガ27試合を終えて13勝4分10敗と、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位RBライプツィヒから5ポイント差の6位につけている。
なおランスは伊東を獲得する際、ヘンクに対して移籍金1000万ユーロ(約14億円)を支払っている。国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関である『CIESフットボール・オブザーバトリー』が同選手の市場価値を1400万ユーロ(約20億円)と算出しているだけに、ランスは高額の移籍金を要求すると考えられる。
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