かつてヴィッセル神戸に在籍していたFWルーカス・ポドルスキは現在、ポーランド1部グールニク・ザブジェに所属。大宮アルディージャからレンタル移籍中のMF奥抜侃志とともにプレーする中、今月1日のリーグ戦で相手サポーターから侮辱行為を受けている。
ポドルスキは今季ここまでリーグ戦24試合の出場で7ゴール7アシスト。主力選手として活躍する中、1日に敵地で行われたGKSピアスト・グリヴィツェ戦でもフル出場していた。
ただポーランドメディア『Zabrze』の報道によると、このダービーマッチではアウェイサポーターが入場禁止処分が科せられていたとのこと。ザブジェにとって完全アウェイの雰囲気の中、ホームのグリヴィツェサポーターがポドルスキに対する差別チャントを熱唱。スタジアムDJから警告があったものの試合終了まで歌われ続けたほか、ゴール裏には「最大の噛みつきはルーカス・ポドルスキ」と同選手を揶揄する横断幕が掲げられたという。
さらに試合後には、グリヴィツェのクラブ公式ツイッターアカウントもポドルスキを挑発。1-0と勝利し、リーグ戦におけるザブジェとのダービーマッチで2018/19シーズン以降10試合連続無敗となったことにより、「ルーカス、ありがとう!10試合連続無敗のザブジェ戦を祝ってくれて、本当にありがとう!」と品のないメッセージを送っている。
このグリヴィツェ公式ツイッターアカウントの投稿には批判が殺到。ポドルスキ本人も引用リツイートした上で、ニワトリの格好をした2人の男性の画像を添えてグリヴィツェを揶揄している。
なおザブジェはダービーマッチでの黒星により、2部降格圏内の16位に転落。残留圏内の15位ヤギエロニアとは1ポイント差となっている。
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