
浦和レッズはマチェイ・スコルジャ新監督のもと、今月のリーグ戦で3連勝。31日に明治安田生命J1リーグ第6節の柏レイソル戦を控える中、浦和のクラブ哲学が海外メディアから注目されている。
オランダメディア『sn』は、オランダ人FWブライアン・リンセンが浦和加入直後の負傷により、昨季の公式戦でほとんどプレーできなかったことを紹介すると、「浦和はリンセンのような遠くからやって来た選手が『ただ来て、私腹を肥やす』クラブではない」と指摘。
「リンセンを含めて、浦和所属選手には行動規範のようなものが備わっている。その行動規範はヨーロッパ人が日本人に抱くイメージとぴったりだ。構造的であり、整然としていて、従順である」
「浦和所属選手やコーチには、『浦和の名前を背負う責任』がある。浦和の代表者、シンボルとしての役割を十分に自覚し、そのためにピッチ外でも適切な振る舞いをしなければならない。それに覚悟も求められる。本当の喜びや楽しみは、決意、熱意、努力から生まれる」と綴っている。
また『sn』が伝えたところによると、クラブ幹部は「サッカーはチームスポーツです。浦和レッズの選手は自分のために結果を出すのではなく、チームのために献身的にならなければいけません」と、クラブ全体のメンタリティーについて語ったという。
なおリンセンと浦和の契約期間は2025年1月までであるとのこと。同選手は古巣VVVフェンローでの現役引退を望んでいるという。
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