柏レイソル下部組織出身であるFW伊藤達哉は、現在ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)から2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)FCマクデブルクへレンタル移籍中。スーパーサブとして活躍する中、自身の去就に言及した。
伊藤は昨年1月にSTVVからマクデブルクへレンタル移籍。今季ここまでリーグ戦ほぼ全試合でプレーしており、大半が途中出場。先月26日にはDF室屋成擁するハノーファーとの一戦で2アシストをあげ、チームの勝利に貢献していた。
一方でマクデブルクはリーグ戦残り9試合で8勝4分13敗。3部入れ替え戦圏内の16位ブラウンシュヴァイクからわずか3ポイント差の13位と、厳しい戦いを強いられている。
そんな中、同選手はドイツ誌『ビルト』のインタビューに対応。4月2日のハンザ・ロストック戦を前に「僕たちはかなりハードなトレーニングをしています。この重要な試合に向けて、準備万端です。またファンの前でプレーすることを強く望んでいますよ」と意気込みを語る。
また今季終了後にSTVVからのレンタル移籍期間が満了を迎えることに話題が及ぶと、「基本的には残りたいですね。来シーズンもマクデブルクの一員としてドイツ2部リーグでプレーできたらうれしいです」と、残留の意思を示した。
ハンブルガーSV在籍時の恩師であるクリスティアン・ティッツ監督から指導を受けている伊藤。マクデブルクで一定の出場時間を確保しているが、同選手の去就はクラブの今季成績に左右されるかもしれない。
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