米データサイト『ファイブサーティエイト』は今月19日、明治安田生命J1リーグ第5節終了時点での各クラブのJ2降格確率を算出。J1昇格組である横浜FCにとって厳しいデータが出ているが、リーグ構造の変更もあり今季のJ1残留争いは激しくならない可能性が高いとみられる。
J1リーグ第5節を終えて、今季未勝利は横浜FC、柏レイソル、ガンバ大阪の3クラブ。サガン鳥栖や川崎フロンターレも苦戦を強いられている一方、J1昇格組のアルビレックス新潟はMF伊藤涼太郎の活躍もあり、2勝2分1敗と開幕ダッシュに成功している。
またJ1・J2・J3各リーグが2024シーズンから20クラブで統一されることがすでに決定。今季のJ2自動降格枠は最下位の1枠のみであり、J1参入プレーオフも実施されない。
同サイトは、ここまで5試合の試合結果や内容等から「サッカーパワーインデックス(SPI)」というチーム全体の能力値を算出。SPIに基づいてJ2降格の確率を計算している。
これによると、横浜FCがJ2降格確率43%と突出。今季未勝利の柏とG大阪が10%台にとどまっているほか、湘南ベルマーレや鳥栖が9%と続いている。J2降格枠の減少や横浜FCの不振もあり、J1残留争いの見所が例年よりも少ないかもしれない。
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『ファイブサーティエイト』によるJ2降格確率(括弧内は第5節終了時点での順位)
横浜FC – 43%(18)
柏レイソル – 15%(17)
ガンバ大阪 – 11%(16)
サガン鳥栖 – 9%(15)
湘南ベルマーレ – 9%(12)
アルビレックス新潟 – 5%(8)
セレッソ大阪 – 2%(13)
北海道コンサドーレ札幌 – 2%(11)
その他のクラブは1%以下
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