エクアドル戦でも同様の弱点
相手チームの隊形変化への対応の遅さは、かねてより森保ジャパンが抱えている弱点と言えよう。昨年9月27日のキリンチャレンジカップ(対エクアドル0-0)でも、4バックから3バックに隊形変化し攻撃を仕掛けてきたエクアドル代表に対し、日本代表は効果的なハイプレスを繰り出せず。自陣への撤退守備を余儀なくされたほか、エクアドル代表による最終ラインからのロングパス攻勢にも苦しめられた。
今回のウルグアイ戦では日本代表の最前線、中盤、最終ラインの3列が間延びし、各ラインの隙間を相手選手に使われる場面もしばしば。この現象はハイプレスを仕掛けたい前線の選手と、自陣後方で待ち構えたい中盤や最終ラインの選手で守備の狙いがずれたことの証拠と言えるだろう。
2026年のワールドカップで日本代表が初のベスト8入りを果たすためには、相手の隊形変化に即したハイプレスと守備の連係を磨き上げる必要がありそうだ。
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