かつて川崎フロンターレや北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスでプレーしていた東京五輪日本代表MF三好康児は、ベルギー1部ロイヤル・アントワープに所属。昨年10月から左膝前十字靱帯損傷により長期離脱を余儀なくされているが、今年4月に復帰する可能性があるようだ。
三好は2019年8月からアントワープでプレー。昨季終了後の監督交代もあり、今季は負傷離脱前までベルギー1部リーグ10試合中9試合に先発出場して1ゴール1アシスト。マルク・ファン・ボメル監督から評価されていたが、昨年10月2日のリーグ戦で左膝前十字靱帯を損傷。手術後はリハビリのため一時帰国していた。
アントワープは24日、同選手の現状について「屋外での個別トレーニングを開始した」と発表。ベルギーメディア『VOETBAL』は、「三好は復帰にむけて重要な一歩を踏み出した。23日に初めてグラウンドでボールを蹴ることを許された」と伝えている。
また復帰時期については「彼が今季残り試合でプレーできるかどうか分からないが、4月中の復帰が予想される。優勝プレーオフに間に合うかもしれない」とし、来月24日のベルギー1部リーグ・レギュラーシーズン最終節のSTVV戦以降と予想している。
なお三好とアントワープの契約期間は今年6月までとみられているが、『VOETBAL』は昨年10月に「ファン・ボメル監督のもとで重要性が増しているため、正当で当然の契約延長を夢見ることもできる」
「だが直近数ヶ月間では、アントワープと三好の代理人との間で具体的な話し合いがなく、負傷後もそれほど変化はない」と報道。今季終了後に契約満了により退団する可能性がある現状を伝えていた。
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