フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属MF田中碧は、不調により今月に入って2試合連続スタメン落ち。今月19日のドイツ2部リーグ戦ではフル出場もチーム内最低評価。セルティック所属MF旗手怜央の落選もあり、田中碧の日本代表招集に対する疑問の声がより一層高まるかもしれない。
森保一監督は15日、今月下旬に行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表メンバーを発表。セルティックで好調を維持するMF旗手怜央の落選が話題を呼ぶ中、中盤を本職とする旗手と田中の比較論が噴出。SNS上で「田中ではなく、旗手を招集すべき」という意見が上がっている。
その田中は不振に喘ぐと、今月4日のSSVヤーン・レーゲンスブルク戦で今季初めて出番なし。11日のハイデンハイム戦では途中出場と、デュッセルドルフでの序列低下が懸念されている。
ただ19日のハンザ・ロストック戦では、MFマルセル・ゾボトカの出場停止もありフル出場。デュッセルドルフも5-2と勝利を収めたが、採点サイト『Sofascore』では10点満点中「6.5」とチーム内最低評価に。ボールロスト13回であるほか、デュエルでは12回中7回も敗れている。
なお森保監督は、セルティックに所属する旗手とFW古橋亨梧の招集外について「リーグのレベルや置かれている状況もあったり、いろんなことを考えての招集です」と説明。間接的にスコットランド1部リーグのレベルが低いと主張したと、英メディアによって解釈されている。
それだけに旗手の落選ドイツ2部リーグで本来のパフォーマンスを発揮できていない田中の招集に矛盾があるという意見も見られている。
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