日本代表・海外組 海外日本人選手

ミラン、堂安律獲得へフライブルクと交渉開始?市場価値20億円超か

堂安律 写真:Getty Images

 日本代表選出のMF堂安律は、わずか1年でブンデスリーガ(ドイツ1部)SCフライブルクを退団するかもしれない。セリエA(イタリア1部)ミランによる同選手獲得への動きが、現地メディアによって報じられている。

 堂安は今月9日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・ユベントス戦で途中出場。イタリア紙『トゥットスポルト』はミランのスタッフがこの試合を視察し、同選手のプレーをチェックしたと報じている。

 するとイタリアメディア『ブラスティングニュース』は、ミラン攻撃陣の去就を特集。MFブラヒム・ディアスのレアル・マドリード復帰報道やFWラファエル・レオンとの契約延長交渉難航に触れると、「ミランは様々な選手の将来を見極めつつ、同時に攻撃陣を強化できる選手を複数名チェック。ブンデスリーガを注視しているが、特に堂安の名前がレーダーに映った」と綴っている。

 また堂安の市場価値が1500万ユーロ(約21億円)であるとした上で、同選手の獲得にむけてフライブルクとの交渉を開始する可能性もあわせて伝えている。

 堂安は昨年7月、オランダ1部PSVアイントホーフェンからSCフライブルクへ移籍金850万ユーロ(約12億円)により完全移籍。今季ここまで公式戦35試合の出場で6ゴール4アシストをマークするなど、加入1年目ながらも右サイドでレギュラーに定着している。

 さらにFIFAワールドカップ・カタール大会では強豪ドイツ代表やスペイン代表から同点ゴールを奪取。昨年12月にはミランやローマ、マンチェスター・シティなど複数クラブからの関心が報じられていた。